大分県臼杵市の地域医療・介護・保健情報連携システム、うすき石仏ねっとの機能をご紹介します。
調剤薬局の持つ調剤情報が共有されます。異なる医療機関での処方確認可能となり、重複処方が避けられ、注意が必要な飲み合わせもチェックされることが期待できます。
糖尿病連携パス、入院療養指導記録、糖尿病管理MAPなどを用いた、多職種による情報共有により早期治療・重症化予防に繋がることが期待できます。
介護老人福祉施設（特養）や介護老人保健施設（老健）などの介護施設と病院との間で入退院時に同じフォーマットを用いて情報交換を行います。身体/精神の状態・ADL・IADL・患者様家族のおもいなど生活にかかわる情報が交換されます。
参加機関ごとに既往歴・病名/禁忌・アレルギー歴の管理を行うことができます。今までの病気や体質が共有されることで万が一のときにも安心です。
救急車を要請した場合には、医療機関と消防署通信指令室において石仏カードの提示なしに情報を共有することが可能となります。万が一の場合は、いち早く情報共有し、救急現場に駆けつけます。
臼杵市内の各医療機関で実施した採血検査データは検査データサーバに蓄積されているため、異なる医療機関のデータでも時系列で閲覧可能です。このため無駄な検査が少なることが期待されます。
コスモス病院で施行された画像検査（CT, MRI, レントゲン写真, 超音波検査, 内視鏡検査など）や画像レポートを閲覧することができます。将来的には市内の医療機関で行われた画像検査の共有を目指します。
各機関は紹介状を“石仏ねっと”上で簡単に作成することが出来ます。自分宛の紹介状は“石仏カード”の提示が無くても閲覧可能です。“石仏カード”が提示された場合は全ての機関への紹介状が閲覧可能となります。
コスモス病院入院時のサマリーが閲覧可能です。現在は医師と看護師のサマリーのみが閲覧可能ですが、2014年中にはリハビリテーションサマリー、栄養指導内容、薬剤指導内容などが閲覧可能となる予定です。
“石仏ねっと”利用者間でのメール機能です。調剤薬局からの問い合わせや訪問看護ステーションから担当医師への状況報告などで利用されることが期待されています。
臼杵市版母子手帳アプリです。予防接種と成長記録をサポートします。
ちあほっとパンフレット
