会長あいさつ

うすき石仏ねっと運営協議会
会長 吉田 史郎

「うすき石仏ねっと」のホームページへようこそお越し下さいました。

「うすき石仏ねっと」は、平成20年4月よりITを利用し、住民・患者様が安心して日常生活を過ごすために必要な医療・福祉サービスの基盤づくりを目指して発足しました。

平成24年4月より、訪問看護ステーションが加わり「うすき石仏ねっと」として本格的に稼働を始めました。

「うすき石仏ねっと」のカードには1995年(平成7年)に「臼杵磨崖仏」として国宝に認定された「ホキ石仏群」の中の「大日如来像」が描かれていて、まさに「臼杵市」を象徴するカードとなっています。

臼杵市の人口は、約36,000人(R2.9.1現在)ですが、現在「うすき石仏ねっと」のカードは、約22,300人(R2.9.1現在)の市民の方に利用されています。

このカードを利用する事により、患者様の過去の「血液生化学のデータ」やコスモス病院で実施されたCT、MRI、胃カメラ、大腸内視鏡の画像も見ることができ、日常の診療に大いに役立っています。

平成26年10月より調剤薬局との連携、同年12月より老健や特養での連携、平成27年7月より歯科診療所、同年10月より臼杵市消防本部との連携が開始され救急搬送時、消防署の通信司令室で情報の閲覧が可能となりました。同年12月より居宅介護支援事業所との連携が開始されました。

又、現在実施されている「糖尿病連携パス」「心疾患連携パス」「癌緩和連携パス」「認知症連携パス」が電子化されて運用されています。 この1枚のカードで「医療」「介護」「福祉」が大きな1つの輪で繋がる事を念じています。